「この人がいてくれると安心」と思われる存在になると、職場での立ち位置はぐっと安定します。
今回は、シニア世代の経験や人柄を活かしながら、周囲から信頼されるための3つの習慣をご紹介。
ちょっとした心がけで実践できる内容ばかりなので、ぜひ明日から試してみてください。
習慣1 挨拶と声かけで「話しやすい人」になる
職場で頼られる人になるためには、まず「話しかけやすい雰囲気」をつくることが大切です。挨拶やちょっとした声かけは、その第一歩になります。
まずは元気な「おはよう」から
朝の挨拶は、職場の空気を和らげる大きな力があります。
笑顔で「おはようございます」と伝えるだけで、周囲も自然と話しかけやすくなるものです。特にシニア世代は、落ち着いた雰囲気を持っている方が多いので、少し明るめの声を意識すると効果的です。
「ちょっとしたひとこと」で距離が縮まる
仕事の合間や帰り際に「今日は忙しかったね」「手伝ってくれて助かりました」など、さりげない一言を添えるだけで、信頼関係はぐんと深まります。大げさでなくても構いません。気づいたときに一言伝える習慣が、周囲との距離を縮めてくれます。
習慣2 仕事の基本をきちんと守る
信頼される人は、特別なことをしているわけではありません。
- 当たり前のことをきちんとやる
- 小さな基本を守る
- 早めに相談する
こうしたことを習慣にしています
そうするだけで、周囲からの評価は大きく変わります。
時間や約束を守るだけで信頼度アップ
出勤時間や休憩時間を守るのはもちろん、依頼された仕事の納期や内容もできるだけ正確に守りましょう。もし間に合わない場合は、早めに相談することも大切です。こうした小さな積み重ねが「この人に任せれば安心」という信頼につながります。
報連相を意識してトラブルを防ぐ
仕事で頼まれたことや進捗状況をきちんと報告・連絡・相談(報連相)することも、職場の信頼を築くポイントです。特に、ちょっとしたトラブルや遅れそうなときは早めに伝えることが大切。「先に言ってくれて助かった」と言われる存在になれます。
習慣3 学ぶ姿勢を忘れない
どれだけ経験を積んでいても、新しい知識やスキルを学ぶ姿勢を持ち続けることは大切です。柔軟に対応できる人は、職場でも頼られやすくなります。
新しいことも「やってみよう」の気持ちで
新しい仕事のやり方やツールを取り入れるとき、苦手意識を持ってしまうこともあるかもしれません。でも「まずはやってみる」という気持ちを持つと、意外とすぐに慣れることが多いものです。前向きな姿勢は、周囲の人にも好印象を与えます。
質問や相談はためらわずに
質問する時は

今お時間よろしいですか?
と声をかけると好印象です。
わからないことをそのままにせず、早めに質問や相談することも大切です。「こんなこと聞いていいのかな…」と思う必要はありません。誠実に確認する姿勢が、ミスを防ぐだけでなく「この人はきちんと仕事を進める人だ」という信頼にもつながります。
まとめ
小さな積み重ねが「頼られる存在」をつくる
職場で頼られる人になるために、特別なスキルや経験は必要ありません。
• 挨拶や声かけで話しかけやすい雰囲気をつくる
• 時間や約束を守り、基本を大切にする
• 学ぶ姿勢を忘れず、新しいことに前向きに取り組む
この3つの習慣を少しずつ意識するだけで、周囲からの信頼は自然と高まっていきます。小さな積み重ねが、あなたの職場での存在感をしっかりとしたものにしてくれるでしょう。
次回予告
次回は「孫育てや介護と仕事を両立するコツ」についてお届けします。
家族のサポートが必要なシニア世代にとって、働き方の工夫はとても重要です。
無理なく続けるためのヒントを、一緒に探していきましょう。
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