孫のお世話や親の介護など、家族を支える役割が増えてくるシニア世代。
「自分の時間も大切にしたいけど、できる範囲で仕事も続けたい」——そんな想いを抱えている方も多いのではないでしょうか。
今回は、シニア世代が実際に取り入れている“家庭と仕事の両立術”を5つご紹介します。
ムリなく、心地よく働くためのヒントを一緒に探していきましょう。
1. 家族との予定を見える化!無理のないシフト調整を
└ カレンダー活用や職場との相談で、両立しやすく
孫の送り迎えや親の通院付き添いなど、家庭での用事は想像以上に細かく発生します。

孫のお迎えや親の病院付き添い…予定が細かくて、思ってより自分の時間が取れないのよね。
そんなときに役立つのが「予定の見える化」。
カレンダーやスケジュールアプリを使って家族と共有することで、「この日は入れない」「この時間帯は空いている」といった調整がしやすくなります。
職場にも「この曜日は手が空きやすい」と伝えておけば、無理なく働ける環境が整ってきます。
2. 「短時間勤務」や「柔軟な働き方」を選ぶ
└ フルタイムにこだわらない働き方のススメ
すべての時間を仕事に使わなくてもOK。

体力的に長時間はちょっときつい…。でも、短時間なら頑張れるかも。
たとえば「午前中だけ」「週に2〜3日」といった働き方を選ぶことで、家庭とのバランスが取りやすくなります。
最近では、シニア向けに柔軟な勤務体制をとっている職場も増えてきています。
「どれくらい働きたいか」「いつが働きやすいか」を、まず自分の中で整理してみることが第一歩です。
3. 職場にも伝えておく、“家庭の事情”との向き合い方
└ 介護や育児の負担をオープンにする勇気
「介護があるので急な休みがあるかもしれません」「孫の送迎の関係で17時には上がりたいです」など、事前に職場へ伝えておくことで理解を得やすくなります。
遠慮して何も言わないと、後から無理が出て続けづらくなってしまうことも。

急にお休みしなきゃいけないかもしれない…迷惑かな?
そんな時こそ、家庭の事情をオープンにしておくことで、「配慮してもらえる」「相談しやすい」環境が整い、働きやすさにつながります。
4. 自分のケアも忘れずに!体力と気力を保つ工夫
└ 睡眠・食事・ストレッチで「元気に働く」土台づくり
家庭と仕事の両立には、体力も気力も必要です。
だからこそ「自分のケア」も大事にしたいところ。

頑張りたいけど、最近ちょっと疲れやすくて…。
⭐️こんな習慣を取り入れてみては?
- 朝に5分ストレッチ
- 栄養のある食事でエネルギーチャージ
- 眠いときはしっかり休む
- なんといっても気力を保つには推し活が一番です
疲れを感じたら無理せず休むことも、長く続けるための大切な工夫です。
5. 「家族の協力」を得るためにできること
└感謝の言葉と小さなお願いから始めよう
家庭との両立は、ひとりで抱え込まないことがカギです。

家族にもお願いしたいけど、なんだか言いづらくて…。
「この日はお願いできる?」「ありがとう、助かるよ」といった小さな声かけが、家族の協力につながります。
感謝の気持ちを伝えることが、自然と“協力し合える関係”を築く一歩になります。
まとめ
孫育てや介護といった家庭の役割を担いながらも、自分らしく働くためには「ちょっとした工夫」や「頼る勇気」が大切です。

家族のことも大事。でも、自分の時間も大事にしたい。そんな想いに寄り添う働き方って、きっとあるはずよね。
焦らず、無理せず、自分のペースで。
シニア世代だからこそ見つけられる“両立のコツ”を、ぜひ日々の中で活かしてみてくださいね。
次回予告
次回は「50代〜の再就職活動」についてお届けします。
履歴書の書き方や、面接で伝えたいポイントなど、実践的なヒントをお伝えす予定です
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